建物の診断以外にも、身近な場面で赤外線サーモグラフィの技術が利用されています。ここでは、いくつかの活用方法をご紹介します。
【 1. 太陽光発電のパネル劣化診断】
太陽光発電のセルは、長年のうちに劣化してきます。
パネル一枚の中のセルが一箇所でも劣化すると、パネル全体が発電しなくなります。セルの劣化は、同時期にやってきますので、急に発電量が少なくなったりします。
下の写真が太陽光発電パネルの赤外線写真です。パネルの白くなっている部分が、セルが劣化しているところです。
特にメガソーラーなど事業としているところは、事業収支に関わってきますので注意が必要です。
赤外線サーモグラフィカメラで太陽光発電のセル検査をしてみませんか?
【 2. 遮熱工事後の温度差撮影】
工場の屋根の遮熱塗料を塗布した部分としていない部分の温度差を赤外線カメラで撮影しました。
青い部分が、遮熱塗料を施工した部分で温度は26.4℃、赤い部分が未施工の部分で温度は46℃。その差は約20℃もありました。アメリカから輸入した遮熱塗料ですが、すごい効き目ですね!
自社で施工した物件を撮影して、遮熱効果をアピールしてみませんか?
【 3. 体温の変化】
体の体温変化を撮影することができます。下の写真は、右足と左足の温度の違いを撮影しています。
【 4. 自然の撮影】
下の写真は、公園の木を撮影したものです。健全な木は、他より温度が低くなっていますが、枯れている箇所は、回りと温度が違います。
赤外線カメラで、木の健康をチェックをしてみませんか?台風などで、倒れやすい木を事前に見つけて、災害の予防に役立てることができます。
その他、さまざまな分野で赤外線サーモグラフィカメラを活用できます。
例えば
● 山間の法面の劣化診断
● 電線の劣化診断
● 工場や飼育施設の屋根の防水・断熱化工事のチェック など
また、建物以外でもお困りのことがございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
当社は、赤外線診断ネットワーク(街と暮らし環境機構TERS)と提携し、サーモ技術を活用したさまざまな診断業務を承っております。
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