建物を大切にしたいとお考えの方へ
外壁の劣化状態、雨水の浸透状況を赤外線カメラで撮影して、適格な処方箋を作成します。
人の目で見ると外壁の表面の劣化状況しかわかりませんが、赤外線カメラで見ると、内部の状態が見えてきます。 サーモアドベンチャーは、非破壊で外壁の劣化状態を診断して、劣化状況に応じた是正の提案をいたします。
建物のためにも安心ですし、生涯のメンテナンス費用も減らせます。
外壁劣化の診断事例
1.一般住宅:塗り壁の診断事例
築10年の木造住宅です。下の写真は、目で見た場合と赤外線で見た写真の比較です。 左は、目で見える画像です。特に異常は見られません。右が、赤外線で見る画像です。青い部分が雨水と思われる低温です。
雨水が塗膜層を通り抜けて浸透しています。室内側から赤外線で見たら、雨水は浸入していませんでした。表面塗膜が劣化していて劣化ステージ3です。 劣化の状態が目で見るよりもかなり進んでいるのがわかります。耐久性の高い塗料をお勧めします。
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可視画像では、建物の内部はわかりません -
窓のコーナーから水と思われる低温が広がっています。
2.サイディングの診断事例
築25年の木造住宅のサイディングの写真です。劣化のために赤丸で囲った場所の塗料が劣化して、雨水が浸透しています。シーリングも劣化して防水機能が無くなっていました。
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目視では、異常は見られません -
赤丸部に水と思われる低温が見られます。赤丸の右の低温は、電柱の影による低温です。
この場合、❶一度、既存の塗料を剥がしてから、再塗装する方法、❷上からサイディングを貼る方法、❸メッシュ+樹脂モルタルで塗り壁にする方法の3つの選択肢があります。今回は、 長期保証の高耐久シーリングを施した後、 美観的な面から❸のカバー方法にしました。
3.店舗物件の診断事例
外壁にALC板を貼っている、築30年の鉄骨造の物件です。左が7色の赤外線画像、右が、雨水が浸透している状況を寄りわかりやすく解析した画像です。右の赤外線画像を見るとより、雨水が外壁に浸透しているのが、わかります。
オーナー様は、あと10年は建物を持たせたいとのご意向でしたので、ゴム製の遮熱・防水塗料を提案しました。
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外壁のALC板に水と思われる多くの低温が見られます。 -
水と思われる低温が顕著に表れています。
4.工場の診断事例
下の写真は、 築25年の3F建て鉄骨造の工場の外壁劣化状態を写した写真です。雨漏りがしていました。赤線で囲った外壁のジョイントから、雨水が浸入しているのがわかります。永く放置していると、構造体を腐食させる恐れがあります。
高耐久性の輸入シーリング材を施工した後に、全体を防水性のある遮熱防水塗料で覆うことにしました。
サーモ外壁調査をご依頼いただく流れ
1.お問い合わせ・お見積もり
まずは、メールまたは、お電話でご相談、お問い合わせください。事前に写真、設計図書、現場状況などご用意頂き、調査にかかる金額をお見積もりします。
2.外壁劣化診断
サーモグラフィカメラ・スコープカメラ等の機器によって外壁状態を撮影します。雨天の場合は、日程が変更になります。
3.報告書作成
赤外線写真の解析、可視画像の解析等によって、外壁の劣化状況の診断、是正の報告書を作成いたします。
サーモ外壁調査の可能エリア
サーモ外壁調査は、全国へ参ります。調査場所が、関東エリア以外の場合は、別途交通費がかかります。