気密性能(C値)測定

気密性能(C値)測定

★気密性能は、なぜ必要?

最近、気密測定を希望する方が増えています。

それは、気密が低いと建物の断熱性能が生かされないということが浸透してきたからです。

計算上、断熱性能は高いのに寒い。という声があるのは、気密が関係しているからです。

一般的に第一種換気システムは、換気によるエネルギーロスを60%~70%防ぐと言われていますが、気密が取れていないと、換気システムの能力通りにエネルギーロスを防ぐことが出来ません。このため、第一種換気の場合、C値は、0.5㎠/㎡~1.0㎠/㎡以下が理想と言われています。(換気システムのメーカー談)

確かに、せっかく高性能な断熱材や換気システムを使っても、隙間が空いていたら寒いですし、省エネ効果もなくなってしまいます。

また、第3種換気システムは、目的が空気環境の改善ですので、C値は、2.0㎠/㎡以下が理想とされています。

さらに、隙間の箇所は、外気の影響を受けやすいので、結露を起こす原因にもなります。このように、快適性・省エネ性・耐久性を良くするために気密性能は、重要と考えられています。

★気密性能って何?

それでは、建物の気密性能って何でしょう?それは、建物のにどのくらい隙間が空いているか?を数字で表したものです。この隙間を相当隙間面積(C値(㎠/㎡)といいます。単純にいうと建物全体の隙間を床面積で割った数値です。

★建物の気密と結露に関して

たまに、気密の高い建物は結露するといった話を耳にします。

弊社は、結露調査も専門に行っておりますが、必ずしも気密が高いからと言って結露が起きるわけではございません。

最近では、猛暑の影響で、逆に気密が低いことによって夏型結露を引き起こしているケースがございます。正しい気密・断熱工事、冷暖房設備、建物にあった暮らし方が行われていれば、結露は起きません。

★気密・断熱工事後の気密測定について

建物の構造的な気密性能が把握できて、隙間の是正が可能なタイミングです。

1回目の測定で、目標値が出せないときは、ファンを回し、建物を負圧にして隙間探しをします。外気が入ってくる箇所は、スース―と風を感じるか、音がします。これは、誰でもわかりますので、現場にいる人みんなで隙間探しをします。結構これは、いろいろな発見があって楽しい作業です。

隙間が見つかったら、この箇所を、施工会社の方に空気が入らないように気密処理をして頂いてから、再測定します。次の測定で、目標値が出れば、3回気密測定を行い、平均値で報告書を作成します。(JIS規格の規定による)

もし、次の測定でも目標値にならない時は、「隙間探し+気密処理」の作業を目標のC値に達成するまで繰り返すと言った流れです。隙間の是正後、すぐにC値が良くなる場合もあれば、なかなか良くならない場合もありますが、良くなったときは、とてもうれしいものです。

このように、気密測定と言っても、ただ気密性能を測定をするのではなく、目標のC値に向かう作業を繰り返すという流れです。

ですから、慣れない施工会社の方でも、あまり心配することはありません。なるべく楽しく、隙間探しをしていただきたいと思います。

気密測定をしている写真

気密測定を掃出し窓に設置している画像

★気密測定のタイミングと費用

新築時の気密測定は、3つのパターンがあります。

《パターン1》 気密・断熱工事終了時に行う。

・・・建物の構造的な気密性能が把握できて、気密が悪い場合は是正範囲が広い状態です。

   隙間探し等による追加費用は、一切ございません。→50,000円+消費税

《パターン2》 工事完了時(お引き渡し前)に行う。

・・・完成時に行う気密測定です。建物の最終的な気密性能が測定できますが、

     気密がご希望通りで無い時、是正する範囲が限られてきます。 →50,000円+消費税

《パターン3》 気密・断熱工事終了時と 工事完了時の2回行う。 →100,000円+消費税

 ・・・パターン1+パターン2の両方を行うパターンです。

※リノベーションの場合、既築住宅の気密測定も行っております。

 この場合、既築住宅の測定を行い、隙間箇所を探し、是正の提案もさせて頂きます。→50,000円+消費税

リノベーションの気密測定事例

いずれの価格にも、移動交通費は、含まれております。

★大きな家や商業施設の気密測定

弊社では、二世帯住宅や、商業施設の気密測定も行っております。建物の容積に合わせて気密測定器を2台組み合わせて行います。建物の大きさと気密性能によって測定できる範囲がございますので、まずは、メールかお電話でお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

大きな家の気密測定

350㎡の二世帯住宅の気密測定

大きな建物の気密測定

380㎡の機械室の気密測定

★加圧式の気密測定

弊社は、通常、減圧式の気密測定を行いますが、クリーンルームやほこりの侵入を防ぎたい場合に採用する二種換気システムの為に加圧式の気密測定を行うこともございます。条件によって測定範囲が変わってまいりますので、まずはお問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。

★気密測定の報告書

弊社は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構に登録された気密測定技能者従事事務所(登録番号 2035)です。気密測定の結果は、報告書を提出いたします。

気密測定報告書事例

★ご依頼方法

気密測定は、一般ユーザーの方はもちろん、建築会社、設計事務所の方からでもお受けしています。

ご相談、ご依頼は、下記フリーダイヤルか、メールにてお願いします。

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