【建物を大切にしたいとお考えの方へ】
外壁の劣化状態、雨水の浸透状況を
赤外線カメラで撮影して、適格な処方箋を作成します。
外壁は、建物の構造体を雨水や紫外線から守ってくれる大切な防護服です。外壁にクラックや膨れ、浮きなどが生じると、雨水が浸入して、構造体が腐ったり、白蟻を誘引したりします。 ただ、これらの劣化現象は、初期段階では、なかなか目ではわかりにくいのが現状です。人の目で見る(目視)だけでは外壁の表面の劣化状況しかわかりませんが、赤外線カメラで見ると、内部の状態が見えてきます。
右の写真は、あるALC板を外壁に使用した建物の外観の赤外線写真です。 温度が高い箇所は、膨れや浮きの部分です。この部分は、雨水が浸入しますが、通常は乾いていて日光の影響で高温に出ます。また、温度の低い部分は、雨水が残っていると思われます。これは、水が外壁や断熱材に染みこんで乾燥しにくい環境にあります。いずれの場合も、建物にとっては好ましい状態と言えませんが、膨れや浮きは、外壁塗装だけでは、根本的に良くなりません。
サーモアドベンチャーは、非破壊で外壁の劣化状態を診断して、劣化状況に応じた是正の提案をいたします。建物のためにも安心ですし、生涯のメンテナンス費用も減らせます。
【外壁劣化の診断事例】
外壁の劣化状態、雨水の浸透状況を
赤外線カメラで撮影して、適格な処方箋を作成いたします。
[1. 一般住宅:塗り壁の診断事例]
築10年の木造住宅です。下の写真は、目で見た場合と赤外線で見た写真の比較です。 左は、目で見える画像です。特に異常は見られません。右の画像が、赤外線で撮影した写真です。青い部分が雨水と思われる低温です。
雨水が塗膜層を通り抜けて浸透しています。室内側から赤外線で見たら、雨水は浸入していませんでした。表面塗膜が劣化していて劣化ステージ3です。 劣化の状態が目で見るよりもかなり進んでいるのがわかります。耐久性の高い塗料をお勧めします。
[2. 一般住宅:サイディングの診断事例]
築25年の木造住宅のサイディングの写真です。
目視(左の写真)では、異常は見られませんが、赤外線写真(右の写真)では赤丸部に水と思われる低温が見られます(赤丸の右の低温は電柱の影による低温)。
赤丸で囲った場所の塗料が劣化して、雨水が浸透しています。窓のコーナーのシーリングも劣化して防水機能が無くなっていました。
《提案》
本事例の場合、以下の3つの選択肢をご提案しました。
❶一度、既存の塗料を剥がしてから、再塗装する方法
❷上からサイディングを貼る方法
❸メッシュ+樹脂モルタルで塗り壁にする方法
今回は、 長期保証の高耐久シーリングを施した後、 美観的な面から❸のカバー方法が採用されました。
[3. 店舗物件の診断事例]
外壁にALC板を貼っている、築30年の鉄骨造の物件です。
写真(左)が7色の赤外線画像、写真(右)が、雨水が浸透している状況を寄りわかりやすく解析した画像です。右の赤外線画像を見るとより、雨水が外壁に浸透しているのが分かります。
温度が高い箇所は、膨れや浮きの部分です。この部分は、雨水が浸入しますが、通常は乾いていて日光の影響で高温に出ます。また、温度の低い部分は、雨水が残っていると思われます。これは、水が外壁や断熱材に染みこんで乾燥しにくい環境にあります。いずれの場合も、建物にとっては好ましくありません。
《提案》
膨れや浮きは、外壁塗装だけでは、根本的に良くなりません。オーナー様は、あと10年は建物を持たせたいとのご意向でしたので、シーリング材を打ち換える事(増し打ちは×)と弾性の遮熱・防水塗料を提案しました。
[4. 工場の診断事例]
下の写真は、 築25年の3F建て鉄骨造の工場の外壁劣化状態を写した写真です。雨漏りがしていました。赤線で囲った外壁のジョイントから、雨水が浸入しているのがわかります。永く放置していると、構造体を腐食させる恐れがあります。
《提案》
高耐久性で伸縮率の高い輸入シーリング材を施工した後に、全体を防水性のある遮熱防水塗料で覆うことを提案しました。
【サーモ外壁調査ご依頼の流れ】
まずは、メールまたは、お電話でご相談、お問い合わせください。事前に写真、設計図書、現場状況などご用意頂き、調査にかかる金額をお見積もりします。
サーモグラフィカメラ・スコープカメラ等の機器によって外壁状態を撮影します。雨天の場合は、日程が変更になります。
赤外線写真の解析、可視画像の解析等によって、外壁の劣化状況の診断等のご報告書、改善策のご提案書を作成いたします。
【赤外線 外壁調査の可能エリア】
サーモ外壁調査は、全国へ参ります。調査場所が、関東エリア以外の場合は、別途交通費がかかります。
結露調査のご相談、お見積もりは
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