洗面脱衣室が寒い」 「高気密・高断熱と謳っている新築住宅を購入したが、冬の寒さが耐えられない」
「夏、2Fの寝室が暑くて眠れない」
「現在の冷暖房費が、高い。永く住む家なので、燃費の良い家にしたい。」
といった悩みをお持ちの方に、冬の寒さ・夏の暑さ対策診断を行います。


まずは、今のお住まいの状況をお知らせください。
図面(平面図・立面図・矩計図・断熱仕様書・断熱性能の計算書、換気計算書等)や寒さ暑さを感じる場所、結露が発生しているなど現在の状況がわかる資料があると助かります。

調査方法は、建物の構造、断熱状態、お悩みの内容によって様々です。

各調査メニュー等から、お悩みに適した調査を組み合わせてご提案させていただきます。

【気密測定と隙間探し】

気密性能が低いと隙間から外気が入り込んできますので、せっかく良い断熱材を使用しても十分な効果を発揮できません。快適性や省エネのため、気密が高く無駄な隙間の無い家を作りませんか?

気密測定によって、今の建物の漏気箇所を知ることが可能です。気密測定後には、隙間箇所も明記した気密測定報告書を提出させて頂きます。まずは、今の建物の気密性能を測定しながら、どのような気密工事が必要か?計画することから始めてみましょう。

【差圧測定】

室内と外気の差圧を測定し、実際の空気の流入量を測ります。
気密測定と一緒に行うことで、換気計算以上の空気が流入していないかを確認することができます。

【温度測定】

数日間、各部屋に温湿度計を設置して、10~15分毎に各部屋の温度データを測定します。急激な温度変化やヒートショックの可能性がある個所の環境改善を優先して提案させていただきます。

【赤外線温度調査】

赤外線カメラで、お部屋の中で、低温部(又は高温部)を調べます。
下の写真は、寒さを感じている住まいの赤外線画像です。断熱材以外にも寒さの原因がありました。

【断熱材欠損調査】

中古住宅の場合、時々、断熱材が垂れさがったり、欠損していることが、あります。

[調査結果]

リビングサッシ下、玄関天井、2F階段サッシ下、洋室窓上、和室窓下に断熱材の欠損がありました。
また、1Fキッチン窓上に断熱材の垂れが見つかりました。

【熱損失量(日射熱侵入量)の計算】

熱がどこから逃げているのか(夏の場合は熱がどこから侵入しているのか?)が、数値で見えてきます。
下記の図は、(部位別)建物から損失する熱量(W/K)イメージです。

【断熱性能のカラー診断】

現在の建物の温度状況と改善後の建物の温度状況をカラー画像で比較します。見た目でわかりやすいので安心です。