その他の赤外線カメラ調査

建物の診断以外にも、私たちの身近な場面でサーモグラフィの技術が利用されています。ここでは、いくつかの活用方法をご紹介します。

1.筋交い調査

筋交いの赤外線写真

赤外線写真:外部から筋交いを写した赤外線写真です。柱もよく見えます。

筋交いの赤外線写真

室内から筋交いを赤外線カメラで撮影した画像

筋交いは、地震の時に建物の横揺れを防ぎ、倒壊しないようにする大切な構造体の一つです。

古い建物ですと、図面が無かったり、図面通りに入っていないことがあります。これでは、どのような耐震工事をしたら良いか?わかりません。やはり、大切な命と資産ですから、大地震が来ても、倒壊しないように備えたいですね。

このような場合に、サーモグラフィカメラで筋交いがどこにあるか?そしてどのように入っているかを調査します。非破壊で耐震工事の計画ができますので、ぜひご利用ください。

◆調査価格と対応エリアは、こちらから

2.外壁劣化調査(住宅)

外壁塗装をしても雨漏りは直りません。

そういうときは、サーモグラフィ外壁診断を受けてみませんか? 目では見ることの出来ない、劣化の状態をサーモグラフィカメラで調査して、どのような処置をするべきか?を診断します。

下の写真の赤い丸で囲んだ箇所が浮いていて雨水が浸透しています。目視では、見えない部分ですね。まずは、雨漏りの原因を解決してから、外壁塗装を行えば、腐食やシロアリの害を予防できますので、安心です。

外壁のサーモグラフィ写真

赤外線写真:赤丸部に水と思われる低温が検出されました。

このように、正しいメンテナンス方法が選択できるので、結果的に生涯のメンテナンスコストを削減出来ます。

※住宅瑕疵担保履行法では、築10年以内の雨漏れには瑕疵保険が適応され、雨漏れの検査費用、工事費用の一部が支給されます。築10年以内に雨漏れがあった場合は、早めに保険申請をして、専門の検査を受けましょう。

◆外壁劣化調査の事例紹介は、こちらから

3.太陽光発電のパネル劣化診断

太陽光発電のセルは、長年のうちに劣化してきます。パネル一枚の中のセルが一箇所でも劣化すると、パネル全体が発電しなくなります。セルの劣化は、同時期にやってきますので、急に発電量が少なくなったりします。左の写真の白くなっている部分が、セルが劣化しているところです。メガソーラーなど事業としているところは、事業収支に関わってきますので、赤外線サーモグラフィカメラで定期的に検査をしましょう。

太陽光発電パネルの赤外線写真

パネルの劣化部分が他より高温になっています。

4.室内温度分布調査

上写真は、リビングの可視画像で、下写真が、赤外線サーモグラフィカメラで撮影した温度分布の写真です。床の温度が低く、天井の温度が高いことがわかります。建物の断熱性能が低いためにこのような温度差が生じます。

断熱性能の低い部屋は、室温が低下します。朝方の室温の低下で血圧が上昇し、体に負担をかけたり脳梗塞を誘発することがあります。。

 断熱性能を上げて、ご自身はもちろん、愛する家族の健康寿命を延ばして 、楽しい老後を過ごしていきましょう。

床から天井までの温度を測定した可視画像

床~天井までの温度差を測定しました

床から天井までの温度分布を表す赤外線画像

床と天井の温度差が3℃有りました。壁の断熱性能が低いと思われます。又、開口部から熱が逃げているのがわかります。

 

5.遮熱塗料の効果診調査

工場の屋根の遮熱塗料を塗布した部分としていない部分の温度差を赤外線カメラで撮影しました。青い部分が、遮熱塗料を施工した部分で、温度は26.4℃、赤い部分が未施工の部分で、温度は46℃。その差は約20℃もありました。アメリカから輸入した遮熱塗料ですが、すごい効き目ですね!

遮熱塗料を塗った後の屋上写真

折板屋根に遮熱塗料を塗った後の可視画像です。

屋上に遮熱塗料を塗った後の赤外線写真

右の青い部分が、遮熱塗料を塗った後の屋上の赤外線画像です。遮熱塗料を塗ったところと塗っていないところで、20℃位の差が出ています

6.その他の赤外線調査

その他、さまざまな分野で赤外線サーモグラフィカメラを活用できます。
例えば
● 山間の法面の劣化診断
● 電線の劣化診断
● 工場や飼育施設の屋根の防水・断熱化工事のチェック など
その他、建物以外でもお困りのことがございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
当社は、赤外線診断ネットワーク(街と暮らし環境機構TERS)と提携し、サーモ技術を活用したさまざまな診断業務を承っております。

診断事例のご紹介は、こちらから

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