地下室結露の診断事例
東京都町田市で8月に地下室の壁に水が発生したとのことで、調査に行ってきました。RC造のビルの地下室です。最初に水蒸気調査を行いました。
次に、サーモグラフィカメラで、壁の温度調査を行います。下の画像は、異常と思われる箇所をピックアップした画像です。
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地下の換気扇画像
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温度に変化がないので、換気扇が機能していないと思われます
階段室と地下室の壁の温度に異常がありました。特に階段室の壁は、急激に温度が下がっている箇所が見られました。地下水の影響で、壁の温度が急に低温になってると思われます。
また、換気扇の周辺を撮影しましたが、換気扇が動いていないことがわかりました。
地下の水蒸気量が多いのは、地下水の影響とコンクリートからの水蒸気、換気扇が機能していないことが原因と考えられます。水蒸気を減らす為に防水対策・換気対策を施すことと、壁の低温を防ぐため、断熱材施工を提案させて頂きました。
◆結露調査の費用
結露調査にかかる費用は、 現場の状況や構造体、箇所数によって異なって参ります。 費用の詳細は、図面や雨漏れの状況、写真などを拝見した上、お見積もりさせて頂きます。お問い合わせやお見積もりのご依頼は、下記フリーダイヤルか、下記の「メールでのご相談はこちら」からお願い申し上げます。