結露の調査と改良工事

最近、「あれ、天井に染みが・・・雨漏れかしら。」「コンセント周りにカビが出てきたけど、何かしら?」「小屋裏の断熱材がびっしょり濡れていたけど、何でかしら?」と言った問い合わせが多くなりました。

調べてみると、原因は全て結露でした。高気密高断熱の住宅が増え、断熱性能、気密性能が上がりましたが、正しい換気がしてなかったり、気密シートの貼り方が間違っていたり、住まい方が問題であったりと原因は様々です。以前は、冬型の結露が多かったのですが、最近は、夏の35℃を越える暑さのための夏型の結露も多く見られるようになりました。

結露は、腐朽菌やカビの発生のもとになったり、白蟻を誘引したりしますので、建物のためにも健康のためにも良くありません。根本的な原因を突き止めて、結露の発生を抑え、カビなどの除去、予防を施しましょう。

スウィッチ周りに発生したカビ 
換気システムで全室へ回ります。

事例1 間仕切り内に発生したカビ

下の写真は、小屋裏で結露が発生した現場ですが、その下階の間仕切り壁の中に大量のカビが発生していました。下の写真は、壁の中をファイバースコープで見た写真です。カビ菌は、間仕切り壁の中を循環して家中に回りますので、健康被害が心配です。小屋裏結露の原因は、小屋裏の換気量不足でした。小屋裏結露を直すと同時に、カビ除去と防かび処理工事を行います。

サーモグラフィをはじめとした検査機器で、しっかり結露の原因調査を行い、改良工事とカビの除去、予防工事を行いましょう。

事例2 小屋裏結露

まだ、建築途中の現場から、雨漏れの知らせで現場へ行きました。現場に着いてみると、雨の降っていない日でも、断熱材が濡れてくるとのことでした。

上の写真は、可視画像です。屋根の下地合板の状態を見るために、断熱材を撤去した写真です。

小屋裏の屋根断熱材を剥がしたところ

棟周りの屋根下地合板の温度を測定しました。棟を境に北側の合板の温度が低くなっていました。

サーモグラフィで棟まわりの温度を測定しました

そこで、屋根下地合板の含水率を計った結果が、下の図です。サーモグラフィで低温に出た部分の含水率が高く出ています。棟木は乾いていました。

原因は、棟換気が取られていなかったことでした。通気工法で、棟に集まってきた温かく湿った空気が、夜間に冷やされ、発生した結露でした。そこで、急遽、棟換気を取ることにしました。

結露の原因は様々です。

結露の原因は、様々です。カビが生えている。天井が濡れてきた。といった現象が現れたら結露は進んでいます。人の健康のため、建物の健康のため、早く診断して、適切な処置をしましょう!

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